タスマニアから帰国後は、会議や講座の準備に追われあっと言う間の1週間でした。 昨年のブルガリア薔薇の旅に続く今回の主な目的は、なかなか市場には流通しないブラウンボロニアやタスマニア固有のペッパー、タスマニアランセオラータの栽培現場や蒸留の視察、そしてその香りをぜひ嗅いでみたいという思いからでした。 遥かかなたの国タスマニアは季節が日本とは逆で、綺麗な空気に水、豊かな自然の恵により様々な 固有の植物が自生しており、リナロールを多く含むタスマニアンペパーミントやラベンダー、マヌカなど、今回もまたその地で生まれ育つ香りを見て、嗅いで堪能することが出来た旅でした。 タスマニアの精油の香りは、穏やかで優しいものが多く心を癒してくれます。 タスマニアンペッパーのオイルは葉から採れ、ピンク色の実はマスタードやチーズなどに利用され、特有のスパイシーな香りはタスマニアンワインとはよく合います。 精油の効能は高い抗菌作用以外にも様々にあり、まだ研究が続いているとのことでした。 タスマニアでは、サラリーマンは朝9時から午後4時勤務というのが一般的なようで、 商店も夕方5時になると閉まってしまうところが多く、家族と共にゆったりと時間を過ごす人が多いそうです。 豊かなレインフォレストの自然とまだまだ未知の可能性を秘めたタスマニア、次回行く時にはタスマニアの雄大な自然の中で、もう少しゆったりと過ごしたいと思いました。
2022-03-10 19:31:05
| コメント(0)