ブログ記事一覧
・提携先である一般社団法人福祉心話会に技術研修のためエジプトから来日したインターンシップ生に香水の基礎演習や実技指導を行う。
2024-11-14 16:08:23
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2024年10月、2回にわたり阪南大学経営学部において、阪南大学のイメージアップの香水創作実習をおこないました。
各グループで意見を交わし、各自が創作した香水を鑑賞したり試作を繰り返しながらイメージする香水へと近づけていきました。
2024-11-14 14:44:16
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2023年12月5日、 法政大学「課外教養プロジェクト」において、香水の基礎知識(成分、種類、タイプ、選び方、お洒落なまとい方、マナー、香害について等)のお話と、オリジナル香水創り体験を行いました。
学生の皆さんからは様々な質問が飛び交い、香水についての関心の広さを感じました。
「香り当てクイズ」ではグループで解答を相談しあったり、創った香水をお互いに交換して感想を言い合ったりしながら、楽しく其々の香水創りに取り組めたようです。
今回、キャンセル待ちでご参加いただけなかった生徒さんが沢山おられたようで、残念に思いましたが、日本においてもこういった若い世代の人達が香りへの知識をさらに深め、自分らしく身近に香水を楽しむ文化が広がればいいなと思います。
法政大学HP
【開催報告】課外教養プログラム「知って作ろう!香水体験教室」(12/5)
https://www.hosei.ac.jp/gakuseishien/info/article-20231211131653/
2023-12-27 09:42:00
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阪南大学香水創作
阪南大学HPへのリンク
阪南大学ホームページにまつばらをイメージするオリジナル香水の制作を掲載していただきました。
https://www.hannan-u.ac.jp/doctor/business/hirayama/cef2l5000001gvye.html
2023年、12月14日、21日に、阪南大学流通学部 「ブランドマーケティングコース」において、香水についての講義と「まつばら市」をテー
ーマとしたオリジナル香水創りの実習を行いました。
松原市のシンボル(名前の由来)となる「まつ」と「ばら」のデザインのマンホールの蓋
「まつばら」市をテーマにした香水創りに取り組んでいます。
創作した香水は、松原市にプレゼンテーションしています。
香水を普段は付けない生徒さんや、お気に入りの高級ブランドの香水を付けている生徒さんなど、若者の間では二極化の傾向がみられるようです。
よく知らないから付けない人、好きだけれどもそれほど詳しくは知らない人、どちらの場合も香水への関心の高さを感じます。
今回の授業や実習を通して学んだことが、香水やブランドへの知識を深めるきっかけとなれば幸いです。
2022年度は、香水、香料と調香の基礎知識、メゾンフレグランスとニッチフレグランスに分類される代表的ないくつかのブランドを取り上げ て、それぞれの特徴や香水の鑑賞などの講義を行いました。
松原市をテーマとした香水創りでは、事前のゼミ学習で学 んだ知識を生かして生徒さん達其々がオリジナリティーをもつ作品へと仕上げること が出来ました。
昨年の2021年12月9日と16日の2日間、「阪南大学流通学部 ブランドマーケティングコース」にて行った香水の基礎とブランド、調香についての講義と本校所在地である「大阪府松原市」をテーマとするオリジナル香水創作実習をしました。
この取組みは、2回生が参加して、テーマは一昨年と同じく「まつばらをイメージする香水を作成しよう!」というもので、阪南大学では地元松原市や南河内市の商品や文化を地域ブランドを通して全国発信していく事業に関わった活動をされており、その一環としての授業となりました。学生さん達は講師の説明を聞きながら、各々の感性を生かした初めての香水創作に取り組んでいました。
2022-12-19 18:28:00
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タスマニアから帰国後は、会議や講座の準備に追われあっと言う間の1週間でした。 昨年のブルガリア薔薇の旅に続く今回の主な目的は、なかなか市場には流通しないブラウンボロニアやタスマニア固有のペッパー、タスマニアランセオラータの栽培現場や蒸留の視察、そしてその香りをぜひ嗅いでみたいという思いからでした。 遥かかなたの国タスマニアは季節が日本とは逆で、綺麗な空気に水、豊かな自然の恵により様々な 固有の植物が自生しており、リナロールを多く含むタスマニアンペパーミントやラベンダー、マヌカなど、今回もまたその地で生まれ育つ香りを見て、嗅いで堪能することが出来た旅でした。 タスマニアの精油の香りは、穏やかで優しいものが多く心を癒してくれます。 タスマニアンペッパーのオイルは葉から採れ、ピンク色の実はマスタードやチーズなどに利用され、特有のスパイシーな香りはタスマニアンワインとはよく合います。 精油の効能は高い抗菌作用以外にも様々にあり、まだ研究が続いているとのことでした。 タスマニアでは、サラリーマンは朝9時から午後4時勤務というのが一般的なようで、 商店も夕方5時になると閉まってしまうところが多く、家族と共にゆったりと時間を過ごす人が多いそうです。 豊かなレインフォレストの自然とまだまだ未知の可能性を秘めたタスマニア、次回行く時にはタスマニアの雄大な自然の中で、もう少しゆったりと過ごしたいと思いました。
2022-03-10 19:31:05
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①以前からずっと見たいと思っていた、そして実際に嗅覚でその香りを体感したいと思っていた、香水の原料にも使用されている匂いスミレの花や南仏に春の訪れを告げると言われている山一面を真黄に染めるミモザの花々、そして桜にも似ているアーモンドの白い可憐な花などの、この季節ならではの香りと景色との出会いを求めて、寒波が到来中の2月半ばに日本を出発し、ニースからモナコへと向かった。 ヨーロッパもどうやら今年は寒波の到来で、例年より寒い日々が続いていると聞いていたために花の開花状況が気になっていたのだが、丁度、寒波もひと段落した後で穏やかな陽気が戻り花の開花も一気に進んだ様だった。 今回、前半は移動に便利なモナコのアパートメントホテルに滞在し、後半からはエクサンプロバンスへ移動する計画だった。 アパートメントのすぐ近くでは、毎朝、朝市が開かれており新鮮な野菜や果物、花は売られていた。 また「BIO」製品を扱う店もあり、食料品の他に石鹸や香水なども「BIO」認定マークのものが色々と販売されており、フランスにおいての広がりを感じる。 ②まず初日は、以前に何かの旅番組で見てから何時か訪れてみたいと思っていた地中海の絶景と樹齢1000年を超える巨大なオリーブの木があるロクブリュヌ・カップ・マルタンへ、ローカルバスを利用して行って来た。 バスを降りてから上へ上へと続く石段を、古い家々が立ち並ぶ村の中の細い道を上がり、頂上にある中世のお城を目指して登って行った。登ったその先には赤い屋根の家々の向こうに地中海の素晴らしい景色が広がり、オリーブや糸杉の木々の間から吹く地中海の海風を体一杯に感じる旅の始まりだった。
③さて翌日は、ミモザ街道に位置するマンドリュー・ラ・ナープールへと車で移動。 モナコから南へ移動するにつれて道路の両側に真黄色に房状の花を咲かせているミモザの木々が続く。一時間半程度でマンドリュー・ラ・ナープールに到着。そこからは、ミモザの木々が一面に生い茂る山を麓から上へとハイキングトレイルに沿って山歩きのスタート。 普段山歩きなどする機会のない身には、結構ハードな体験ではあったが、とにかく、見渡す限りに地生するミモザのその香りを全身で体感したいという強い思いがあった。 ややくすんだ様なグリーンの香りに、パウダリー感を伴い、仄かにバルサミックな甘さを持つミモザの香りは調香にナチュラル感を与付してくれる。 帰りに立ち寄ったエズ村では、1本だけあるアーモンドの木が白く可愛い花を咲かせていて、顔を近づけるとやや甘酸っぱく未完熟な果実の様な香りを放っていた。 遠くから見ると桜の花とよく似ているのだが、よく見ると桜の花は枝から細い茎が出ていてその先に花を咲かせるが、アーモンドの花は細い枝に直接にしっかりと花をつける。
④ 次の日は鷹の巣村と言われ、フランスの最も美しい村の1つに選ばれているグールドンに立ち寄った後、匂いスミレの温室栽培の見学にトゥーレット・シュルールー村へ行った。 グールドンは小さな村で、若手のガラス作家たちのアトリエや香り関連の雑貨や香水を販売している店もあった。香水は近くに工場がありそこで製造されているらしいが、工場は見学者を受け入れる許可を取っていないらしく、残念ながらそこへの見学は出来なかった。 グールドンを出てしばらくすると、スミレの街、トゥーレット・シュルール―へ到着した。ここも街を一周するのに30分もかからないような小さな可愛い村で、主にスミレを観光資源としている。 広場では朝市が開かれていて、それをちらっと見た後に街の中を一同し、少し高台にあるスミレの温室へと向かった。 スミレは世界に400種程有り、手入れすれば10年はもつと言う。 フランスでスミレを栽培しているのは、こことトゥ―ルーズの2か所で、トゥーレット・シュルール―ではビクトリア種を、トゥールーズはパルム種を主に栽培しているようだ。 毎年、10月末頃から3月初旬までに花を摘み取り、 スミレの花は、砂糖漬けをしてアメなどにしたり、乾燥させて茶葉と混ぜ合わせバイオレットティーとしたりして使用している。約8000の花から1kgのアメが作れると言う。 花を丁寧に水で洗った後に、アカシアのシロップで砂糖をコーティングして12~14時間程度シロップに漬け置くとシロップにスミレの色と香りが移ると言う。 バイオレットリーグズabs.として香水の原料に使われている葉の部分は、1年に2回(5月と7月)鎌で刈り取り、 刈り取った後すぐに香水の街として知られるグラースの工場へと運ばれる。 見学をしたこの農家(フロランス家)は2ヘクタールの農地を有し、15の温室を持ち、1週間に約800kgの葉を収穫すると言う。 この地方では1880年頃からスミレの栽培が始まり、昔は村一帯で栽培していたが、 人手の問題なども有り、1950年には50軒あった農家が、現在ではたった3軒のみしか栽培を行っていないという話である。 何と言っても驚いたのが、ポールを利用したスミレの栽培の仕方である。 一般的な花の栽培と同様に、地面に苗を植え付け栽培していると想像していたのだが、温室の中に入った途端、目にしたのはところどころに丸い穴の開いた円柱の筒の様なものが天井から紐に吊るされた様なふうで、ずらりと並んでいる光景。 そう昔々、子供の頃にパイナップル農園で栽培されていたパイナップルを見た時のショックと同様に・・。 (南国の果物であるイメージから、てっきりパイナップルは大きな木にぶら下がっているものだとばかり思い込んでいた) この栽培方法は腰をかがめて花や葉を摘み取る作業をしなければならなかった体への負担を軽減する目的と目の高さで花や葉を確認できるという利点から考えられたものらしい。 白い筒の中には、栄養素を入れた白い石灰質の火山土の様なものが詰められているそうで、水は温室外にある機械から自動的に給水される仕組みになっている。 ただ、他の温室では地植えで栽培しているところもあり、現在はまだ両方の方法での栽培がおこなわれているらしい。
⑤翌日は国境を越えてイタリアへと入る。レモンで有名なマントンのレモン農園の見学だ。国境を越える時に簡単な検問があった。日本人だと、たいした質問も無く、笑顔でスルーさせてくれたが、最近は以前に比べると、検問の警察官の人数が増え、厳しくチェックされる事もよくあるらしい。 春はお祭りが多く、ここマントンも丁度「レモン祭り」の最中だった。 今年のテーマは「ブロードウェイ」と言う事らしく車窓からレモンやオレンジで飾られたお祭り会場の様子がちらりと見えた。やがて、気持ちのよいお天気の中、レモン農園へと到着した。 マントンのレモンは、マントンレモンと言う名前で、主にジャムなどの食用に使用されているが、その味と香りは通常のレモンより甘く、形も大きくて丸い。一口かじるとレモンの香りが口に広がるが、苦みとツンとした刺激が鼻にこない。 マントンは年間を通して気候が穏やかで暖かく、雨がほとんど降らず、そのため、特有の味と香りを伴う品種が生まれたらしい。 マントンレモンは貴重なため、レモン祭りで使われているレモンは、他の国から輸入されたものを使用するらしい・・・。 何だか複雑な心境だ。
⑥さて旅も最後へと近づき、モナコを出発してナポレオン街道を走り、途中、ムスティエ・サントマリーに立ち寄った後、エクサンプロバンスへと移動した。 途中、車窓から見える風景もミモザ一色だったものから、アーモンドや葡萄畑へと変わっていく。この季節にもう1つ体験したかったのが、土から掘りだして直ぐの新鮮なトリュフの香りだった。 エクサンプロバンスから車で1時間くらいの場所にあるモンテリマール一帯は黒トリュフの最高の産地として知られており、11月下旬から3月初めまで毎週末にトリュフ市が開かれている。又、ラバシエ(トリュフ狩り職人)が訓練した犬と一緒にトリュフをとるところを実際に見ることも出来る。 犬は生後間もなくから訓練されているため、特別な嗅覚を持つという。トリュフを見つけた時は、犬の土の掘り方で分かるという。 片手で土を掘り返す時は、ただ探しているだけ。両手を使って掘り出したら、その下にトリュフがあるということらしい。 トリュフは世界三大珍味と言われているが、松茸同様、その特有の香りに価値がある。日本でも食する機会はあったが、それ程のインパクトを感じた記憶があまり無かった。 トリュフの香りは香水の香りの表現としてもたまに使われることもあるが、以前から香りの王様と言われている新鮮なトリュフの香りを是非、香ってみたいと思っていた。 探すと数十分で、大小数個のトリュフを見つけ出し、ラバシエがその先をナイフで少し切り見せてくれた。中がほぼ真っ黒な色をしているのと、点々とマーブル状に白い模様が入っているものがある。どちらの方がよいものか?との質問には、真っ黒のものの方が香りが強いという。確かに嗅ぎ比べてみると香りが違うが、これは好みの問題もあるように思う。 土の香りに混ざりアニマリックな香りが鼻の奥にこびりつく。黒砂糖の様な 甘さと苔の香り、そして茸特有の香りがアンバランスに溶け合った何とも複雑な香りがする。味覚より嗅覚をもって選ばれた食材であるこの茸の香りは、何かを人間の本能部分に語りかけてくれているように感じる。 今、私たちの日常はコマーシャルされた色々な香りの商品であふれているが、今回の旅はあらためて自然に生きる植物のありのままの香りがもたらす心地よさ、エナジー、不思議・・・、色々なものを体感できたものだった。
2022-03-10 19:30:19
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― 植物のエネルギーと香り ー
早春のフランスの旅に続き、6月下旬から再びフランスを訪れました。
今回の旅の目的は、オーガニック精油を生産している農園を数か所訪問し、栽培地や蒸留現場を見学、各農家の拘りの蒸留方法についての話や採れた精油を嗅ぎ土壌や蒸留の仕方による香りの違いを体感する事、そして、ドイツやイギリス、フランスなどではもう一般的になっている植物の持つエネルギーを用いた療法でもある「ホメオパシー」や「レメディー」、「ジェモセラピー」などをおこなっている調剤薬局や薬草店を訪問し、その取り組み方や現状を聞き植物のエネルギーが私たちの生きるうえでどのように生かされているのか?
またオーガニックによる生育環境や栽培方法によりどのような植物や香りが育ち、精油として市場に流通していくのか?といった、私達が生活の中で享受している植物や香りを色々な側面から包括的に知りたいと思う好奇心に刺激されて行って来ました。
香水は香りの美を追求し愛でるアートです。
香りは目では見ることは出来ませんが、美しく調和のとれた香りや自分にとって心地よく感じる香りは、私たちの心を和ませたり高揚させたりしてくれます。
落ち込んだりした時や、自分を奮い立たせたい時、オンとオフを切り替えたい時などに
香りを利用する人もいると思います。
そういった意味では、香水も療法の一つだと思うのです。
香水に使用する植物から採れる精油はかなりありますがよく使われるものはそれほど多くはありません。
天然香料だから安心、化学的に作られたものは安全ではないと思われている方もおられますが、多くの成分を含む天然精油の中には人体に刺激が強すぎるものもあります。
しかし香りについて言えば、自然界には存在しないニューケミカルの香りには斬新な面白さやワクワクするような感動があり、また一方、天然香料には自然界から与えられたパワーというようなものがあり、合成香料だけでは作り出せないエネルギーがあります。
さて、まず今回最初に訪れたパリでは数件の調剤薬局を訪問。
数名いる薬剤師がお客様の体調をカウンセリングしてその症状にあった薬草を処方して販売している。下痢や、頭痛などの一般的な症状の場合は医師の処方箋なしに購入できるが、毒性の高いものや抗生物質、神経系に影響を与えるもの等は医師の処方箋が必要という事です。
一人一人のカウンセリングに時間をかけるため多くの人で一杯であったが、それでもまだやはり西洋医学に頼る人の割合のほうが圧倒的に多く、こういった薬局でのホメオパシー療法に頼る人はまだ僅かだと言います。ただ、薬の副作用に悩む人や精神的に疾患を抱える人などには頼れる存在となっているそうです。
数軒の薬局を訪れた後、夕方にはTGVでリヨンへと向かう。
リヨンはフランス独自のハーブ協会が拠点をおく街で、酷暑の中、朝から一日中、オーガニックマーケットや薬草店を歩き回る。
今年のヨーロッパは春に寒波が来て、更に早くから猛暑となったため生産物にも大きな影響を受けたらしい。
植物療法はゆっくりと効果が出るため、効果が出始めるには3週間くらいかかるという。
薬草は匂いが苦手という人も多いが、日本では販売されていない精油が入ったカプセルなどもフランスでは販売されていて水で飲用する。
この日入ったレストラン「Place des Sens」(感覚の場所)は、五感を刺激する創作料理を出してくれるレストラン。
クリスタル状にした精油を使用したお料理が出てきました。
クリスタルの精油とは、アガーシロップに精油を加えたもので、料理に使うほかインフュージョンとしてお湯に入れて飲んだりもするようです。日本にも輸入されたことはあるそうなのですが、湿気の多い日本ではすぐに固まってしまったそうです。
その他にも、前菜からデザートまでどれも色々な香りがソースやパウダー、ハーブといった色々な形状で使用された料理が出てきます。 見た目もなかなかお洒落で、香り好きな人にはお勧めのレストランです。
翌日は朝から、オーガニック農家を数か所訪問。
最初の農家では600㎡の畑をもち化学肥料は一切使用せず、作業は全て手作業で行っているという。ブルジョンカシスが沢山の実をつけていて、口に含むと柔らかな甘さとアニマリックな香りが鼻に抜ける。オイルは僅かしか取れないため、とても貴重で高価な精油である。
ここでの利用方法としては、茎と新芽は芳香蒸留水に、また新芽や蕾は植物のエネルギーの源と考えたジェモテラピーのチンキ剤として利用され、葉は若いものを摘み取りドライハーブにする。
2022-03-10 19:29:43
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2014年 フランス研修
フランス研修1日目
香りの街といわれている南フランスにあるグラ―スを訪問。
調香師養成学校ASFOに行き、調香師を目指す生徒たちの授業風景の見学や担当者と話をした後、
香料会社にて調香の実習を行う。
その後、国際香水博物館を訪問、またグラ―スを離れて香料植物が栽培されている香料植物園を見学。
フランス研修2日目
練り香水で有名な香料会社の工場を訪れ、練り香水が機械で詰められている様子や香水が創られていく過程を見学。
その後、スミレの街として知られるトゥレットシュルルを訪れる。
季節外れのため栽培の様子を見学することは出来なかったが、スミレの香水やジャム等、日本では珍しいスミレの商品を見る。
フランス研修3日目
アヴィニョンを出発してラベンダーミュージアムへ行く。
ラベンダーの精油を抽出する機械や古代からの様々な蒸留器があり、ラベンダーの精油を抽出する過程の映像を見る。
その後、ラベンダーが辺り一面に広がる標高800メートルのところにあるソー村を訪れ、また香料としても使用されているエニシダが群生している様子を見学し、香りを体感する。
フランス研修4日目
パリへ行き、蚤の市やパリに古くからあるパサージュを訪れ、香りの古書やアンティーク香水、フランスならではのセンスのキャンドル等の香りの雑貨を販売するお店を散策し、フランスと日本の生活の中での香水の文化の違いを再発見する。
その後、最新の香水市場を調査するため、パリにあるギャラリー・ラファイエット等に立ち寄る。日本でもお馴染みのクリスチャン・ディオールやシャネル等の有名ブランドの日本ではまだ発売されていない香水や、日本未入荷のブランドの香水の数々を試香する。
フランス研修5日目
前日に続き、香水のグランドメゾンとして知られるシャンゼリゼ通りにあるゲラン本店や香水の品揃えが豊富なセフォラ等の香水店を見学。
2022-03-10 18:42:52
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2009年 『香りの展覧会』 レポート
7月16日(木)~21日(火)に、JR神戸駅地下街デュオこうべ浜の手「ぎゃらりーⅡ」において、『香りの展覧会』を開催いたしました。
会期期間中、小学生から70歳代まで幅広い年齢層にいたる4,621人の皆様に、ご来場を頂き、あらためて香り文化の関心の高さを実感するものとなりました。
紹介記事
『香りの展覧会』の記事が掲載されました。(左から朝日・読売・神戸)
新聞記事をクリックしますと大画面で見られます
会場風景
オリジナル香水創り体験
200人を超える方々が体験されました。
香りの空間デザインとディスプレー
港神戸をイメージしたオリジナルブレンドの「マリンフルーティー」の香りを楽しむ事が出来ました。
ご来場の感想アンケートより
- 香水に対するイメージが変わりました。自然界の香りを意識して創り出し身にまとう文化は素敵だと思いました。 (H.N 女性)
- 器もテーマに合わせてつくられているようで、感心いたしました。目にもきれいでした。 (I.A 女性)
- やわらかな香りで、心がいやされました。 (T.M 女性)
- デイスプレーがすばらしい。 (H.S 女性)
- おもしろい取り組みです。 (F.K 男性)
- じぶんの手作りで作って楽しかったです。 (Y.Y 小学生女子)
- 自分だけの香りが作れたのは、良かったと思う。 (T.W 男性)
- とてもおもしろいです。子供と一緒に香水を創って楽しめました。夏休みのいい思い出になりました。 (K.Y 女性)
- 香りでも目でも楽しめる素敵な展覧会だと思いました。
「海」の香りの空間デザインもアロマとは又、違って、とてもオシャレで素敵な香りでした。 (K.Y 女性)
- 一人一人が作品に心を込めているのが伝わりました。 ディスプレーがまた、とてもすてきでした。 (-.- 女性)
- 気楽に立ち寄ることが出来ましたが、男性がもっと入り易くなるような工夫がもう少しあれば良いかもです。
香りの空間デザインも興味深かった。(H.H 男性)
- 今までに無い香りがあって、楽しいディスプレーがキレイです。 (S.M 女性)
- 色々な創作の香りは普段かいだことのないものが多く、おもしろかったです。
名前を見て、どの様な香りかゆっくりとみられるのが、良かったです。 (H.A 女性)
- また、ぜひ、開催して頂きたいです。 (O.K 女性)
- いい香り、うれしい。(N.Y 小学生女子)
- 色々な香りが有ることにびっくり。汗臭さの気にならない香りが欲しい。 (O.S 男性)
- 皆さん、とてもステキな香りを作られていて、自分でいい香りが作れるんだと、おどろきました。 (M.Y 女性)
- 通りすがりでしたが、良い香りとキレイなディスプレイに引かれて立ち寄りました。手軽にオリジナルの香水が創れて楽しかったです。 (S.K 女性)
当協会認定講座「フレグランスデザイナー養成講座」の教材
オリジナル香水創りキット
2022-03-10 18:39:34
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2010年 『香りの展覧会』 レポート
9月23日(木)~28日(火)に、JR神戸駅地下街デュオこうべ浜の手「ぎゃらりーⅡ」において、『香りの展覧会』を開催いたしました。
昨年にも増す沢山の皆様にご来場を頂き、あらためて香り文化の関心の高さを実感するものとなりました。
紹介記事
『香りの展覧会』の記事が掲載されました。
新聞記事をクリックしますと大画面で見られます)
オリジナル香水創り体験コーナー
9歳~70?歳までの男女の、多くの皆様に自分だけの「My fragrance」 創りを楽しんで頂きました。
開催期間中、2回、3回と足を運んで下さり、色々な香りを創られた方もおられ、来年の開催を待つお声も、沢山頂戴しました。
皆様、どうも有り難う御座いました!世界で一つの「My fragrance」大切に使って下さいね。
二人の香りの調和を楽しむ、「カップルフレグランス」創りに挑戦中
香りのイロイロ体験コーナー
(写真をクリックしますと大画面で見られます)
かのクレオパトラが身体に塗り男性を魅惑したという、天然の「シベット」の香りや、おじさんの香り?
加齢臭の元「ノネナール」の香り等、普段、匂いを嗅ぐ機会のない興味深い香りを展示して、香りを体験して貰いました。
オリジナルフレグランスの展示コーナー
(写真をクリックしますと大画面で見られます)
講師や「デザイナー養成講座」の卒業生が創作したオリジナル香水
2022-03-10 18:39:08
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